こんにちは、さつきです🌷
デザイン初心者のみなさん、
デザインと聞くと
「センスが必要そう…」
「おしゃれにまとめるのは難しい」
と思う人も多いのではないでしょうか。
でも実は、
人の視線の流れを意識するだけで、
見やすく伝わりやすいデザインに仕上がるんです。

この記事では、初心者でもすぐに使える
「視線誘導を意識したレイアウトのコツ」
をご紹介します。
1.なぜ視線誘導が大事なのか?
人の目は、
無意識に「一定の流れ」
で情報を追っています。
この視線の動きを意識してレイアウトすると、
自然に読んでほしい情報へと目を運んでもらえるんです。
逆に、視線の流れが作れていないと…
- どこを見ればいいか分からない
- 大事な情報が目に入らない
- ごちゃごちゃして見えて離脱される
といった「伝わらないデザイン」になってしまいます。
センスよりも、“流れを設計すること”が大事なんです。
2.視線誘導を作る基本の3パターン
①Z型レイアウト
左上 → 右上 → 左下 → 右下へとZ型に動く。
例:広告・ポスター・LP・チラシなどに多く使われます。

②F型レイアウト
左上から横に目を動かし、そのまま下に読み進める流れ。
例:ブログ記事や資料、ニュースサイトでよく使われています。

③グループ化(近接の原則)
関連する情報を近くにまとめると、
自然と一つのまとまりとして目に入ります。
例:料金表の項目を近づける、見出しと本文を近くに置く など。

【例:メニュー表】

<ランチセット>
左:写真とメニュー名・金額を離して配置 右:写真とメニュー名・金額を近くに配置
<ドリンクセット>
左:ランチセットと同様に配置 右:ドリンクセットの枠を作った
↓グループにして赤枠で囲ってみると

左右でまとまりや見やすさが格段に変わりますよね!
例外も然り!

↑のバナーのようにきっちり写真とテキストを揃えなくても
背面のイチゴとグループにする事でまとまって見やすいです!
プロが作った色んなレイアウトの広告を
今の3つのレイアウトを気にして見て
面白さを知りと真似してやってみましょう!
レイアウトの実践テクニック
・メリハリをつける
文字の大きさ・太さを変えて「何が大事か」を一目で伝える。

・余白を活かす
詰め込みすぎず、余白を残すと視線が休まってスッキリ見える。

・矢印や写真の向き
人の写真がある場合、顔の向きや視線の先に注目が集まります。
矢印を入れるのも効果的。

・色の使い方
強調したい部分にだけアクセントカラーを使うと、自然に目がそこに止まります。

セールやキャンペーンは、大々的に使うとインパクトが出ます!
よくあるNG例
・文字や要素をすべて同じ大きさにしてしまう

・とにかく情報を詰め込み、どこを見ればいいか分からなくなる

・配色がバラバラで視線が散ってしまう

まとめ
- デザインは「きれいに並べる」より「視線の流れを作る」ことが大切
- まずは基本の Z型・F型・近接の原則 を意識すればOK
- 余白・メリハリ・色でゴール地点をつくると伝わりやすくなる
視線誘導を意識するだけで、
あなたのデザインは一気に
“伝わるデザイン”に変わります。
ぜひ次の制作から試してみてくださいね!


コメント